ワーキングマザーの日々の思い、読書とPCと大学生(母)日記など
四十九日のレシピ

伊吹有喜 ポプラ社 2010-02-16
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おすすめ平均 starAve
star1評判がいい
star2極上の催涙小説
star3一気に読めてしまう名作

by ヨメレバ
私のおすすめ度 ★★★★☆ 心あたたまる話

悲しくて辛いだけだった通夜や葬式から時間が過ぎてからの四十九日を
どう過ごすか、というのがこの物語です。心あたたまる話でした。よかったです。
あたたまらない、寂しいというか昨今の事件でありそうな場面もありましたが、それもラストには一応…

百合子の継母の乙美が亡くなり、通夜、葬式が終わったところから。
夫の良平は、最後に乙美が作ってくれた弁当のソースが染みてきていて、持っていかず後悔、
百合子は初めて会った時に、作ってきてくれた弁当をたたき落としたことを思い出し、後悔してました。
百合子は、旦那の不倫相手の子が妊娠したから、と離婚届けに判をついて実家に戻ってきているところ。

乙美の教え子だった女の子・井本が訪れます。
井本(イモ)は身なりはビックリするような金髪娘。でも(でも、といっちゃあ失礼ですが)いい子なんです。
イモはは四十九日までのあいだ家事を請け負う、乙美が作ったレシピを伝えにきたのでした。
乙美は、四十九日は、普通の仏事ではなくて、書き残したレシピで作った料理でもてなして欲しいと。

料理、掃除の仕方等を1項目1枚でイラストを入れて素敵な可愛い言葉を添えたカードにして
沢山残されていました。
レシピにある料理と、模造紙を壁いっぱいに貼りだす乙美さんの年表作りの為、過ごす49日間
居なくなって知る乙美さんの暖かさ。
良いことずくめではなくて、旦那と不倫相手のイヤな面も味わうことになりますが…
 (…イモちゃん、ホントいい子です)

当初、書くことがなく空欄だらけの年表が、四十九日にはしっかり埋まり
残された家族、親戚、教え子などみんなを癒していきます。

最後、あれから2年…と後日談が。
え!うちと同じ!
先日母の3回忌でした。
うちの母はレシピは残していませんが、買い込んだものが押し入れに。(トイレットペーパーではないですが)
石鹸、クレンザー、リンス(なぜかシャンプーとセットではなくてリンスのみ)、砂糖、…
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【2010/08/28 08:34】 | 読書
【タグ】 伊吹有喜  
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