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秘密 (文春文庫)

東野 圭吾 文藝春秋 2001-05
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by ヨメレバ
私のおすすめ度 ★★★★☆ たくさんの「秘密」がありました。ドラマとあわせて二回楽しみました

ドラマを見始めてから、図書館で予約し、ちょっと待ち、
ちょうどドラマを見終えたら、予約の割り当てが来て、読みました。

この文庫が出る前に、映画化もされていたのですね。
映画で藻奈美を演じた広末さんの解説もありました。

小説では、事故当時の藻奈美は小5、ドラマでは高校生だったので
小説とドラマで随分違うのかと思って、本を予約したのですが…
かなり原作に近いドラマだったのですね。
特に、セリフが、そのまま忠実に、という場面が多く
読みながら、佐々木蔵之介と志田未来が目に浮かんできました。

小学校高学年~高校生を、一人の女優さんが演じるのは不都合で
時間軸を短くしたのでしょうかね。

小説では小5で事故、
担任の若い先生とお父さんが、… というのはこの時期。
二次性徴を再び経験し、中学受験をし、中学時代はあっという間に過ぎ
高校生に。ここで部活だったり、相馬君(1年先輩)がでてきたり、
「盗聴事件」があったり、山下公園での「儀式」があったり。

近所のおばさん、同級生の妊娠騒動とか、お医者さんとか、かなり濃いキャラが追加されていたり
トラック運転手側の家族構成、元・奥さんの職業などの設定は違ってました。

あとはラストのニュアンスでしょうか。
小説では、花婿を別室に呼び出し、

「殴らせてくれ」
「…一発いただきます」
「いや、二発だ」… 「一発は娘を取られた分だ。もう一発は…」


でも拳を固めて振り上げる前に涙があふれて、座り込んで泣き出したところで、終わりです。
結婚指輪の「秘密」。直子はたまに戻ってきたのか、ずっと9年間演じ続けていたのか、…など。
小説の方が、平介の心の内面をより強く描いている感じがしました。

このストーリーにはいくつかの「秘密」がありますが、最後の「直子の秘密」について
ちょっとドラマでは薄かった気がしましたが、明るい感じで終わりました。
ドラマでは結婚式の直前にお父さんが花婿さんを1発殴りました。
なんで突然そういう事態になったのか、新郎新婦はよくわからないうちに(?)
次のラストシーンへ。
バージンロードの前でお父さんは指輪をはずしてから、歩き始め
新郎の隣に藻奈美が立ったところで終了。
最後の「秘密」を封印した格好で、藻奈美として新たな人生のスタート、
という感じがしました。

映画の方は TBS系で12/20に放送があるそうです。
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【2010/12/14 22:28】 | 読書
【タグ】 東野圭吾  
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