ワーキングマザーの日々の思い、読書とPCと大学生(母)日記など
下町ロケット

池井戸 潤 小学館 2010-11-24
売り上げランキング : 22
by ヨメレバ
私のおすすめ度 ★★★★☆ 偉い(?)人たちを見返した気分になれるかも

直木賞受賞の「下町ロケット」を読みました。
悪い癖なのですが、一点重要な箇所で引っかかってしまい、
一時停滞。
その後割り切って、一気読みでした。

ロケット開発、失敗、
そして実家の中規模の工場を継いだ佃さん。
経営のこともあるが、やはり夢を捨てきれず、
ロケット用エンジン絡みの研究にヒトとカネをつぎ込む。

特許訴訟を起こされたり、やりかえしたり…
そして、自身の有用な特許をめぐり、ロケット開発の大企業とのかけひき。

銀行員のドライさ
大企業の社員達の傲慢さ。
部下や若手の反発

サクセスストーリー、と事前に予感はできているものの
解決の度に、見返していい気分に。

佃さんの夢を忘れない気持ちが実を結びました。
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気になった部分は、第二章の冒頭
・同じ内容の出願が佃製作所に先を越されて出願は認められなかった。
→出願はできますが…登録査定もらえないでしょうが

・3ヶ月の差
・半年前にリサーチしたときは問題なし
→大事な技術の特許調査を半年しないなんて。
→公開公報が出る前に登録になったんでしょうか?

・異例の措置で優先権主張出願で追加した部分が問題
→私は機械分野は知りませんが、実験例が必須な化学分野では優先権主張出願はよく使う。
→最初に出したのと、その後補足・修正などをして一続きにまとめたものを優先権主張して出願
 そうすると、最初に出したものは世には公表されず、後からまとめ直したものが公開される、
 なのでリサーチしたとき、最初に出した部分だけ見る、ということはない
→追加した部分には優先権は及ばないから追加で出した日で争う。
 →ということはその追加部分に関しては帝国重工が先に出している(?)
  →だとしたら、その部分は帝国重工が権利化出来るかも

・異議申し立て
→平成8年に制度が変わり、日本では異議申し立てはなくなった
(注: 平成27年に制度が復活したようです。)

でも、この特許が帝国に障害がなかったら、ストーリーが成り立たないですね。

どうなのでしょうか?専門家でないので、間違っているのかしら
でもこのストーリー通り、やっぱりこの特許が帝国を阻むものだとしたら
うまく優先権が生かされるようにして出しなおした知財担当者も持ち上げられてよいのでは
と思いました。
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気になった部分は、第二章の冒頭
・同じ内容の出願が佃製作所に先を越されて出願は認められなかった。
→出願はできますが…登録査定もらえないでしょうが

・3ヶ月の差
・半年前にリサーチしたときは問題なし
→大事な技術の特許調査を半年しないなんて。
→公開公報が出る前に登録になったんでしょうか?

・異例の措置で優先権主張出願で追加した部分が問題
→私は機械分野は知りませんが、実験例が必須な化学分野では優先権主張出願はよく使う。
→最初に出したのと、その後補足・修正などをして一続きにまとめたものを優先権主張して出願
 そうすると、最初に出したものは世には公表されず、後からまとめ直したものが公開される、
 なのでリサーチしたとき、最初に出した部分だけ見る、ということはない
→追加した部分には優先権は及ばないから追加で出した日で争う。
 →ということはその追加部分に関しては帝国重工が先に出している(?)
  →だとしたら、その部分は帝国重工が権利化出来るかも

・異議申し立て
→平成8年に制度が変わり、日本では異議申し立てはなくなった
(注: 平成27年に制度が復活したようです。)

でも、この特許が帝国に障害がなかったら、ストーリーが成り立たないですね。

どうなのでしょうか?専門家でないので、間違っているのかしら
でもこのストーリー通り、やっぱりこの特許が帝国を阻むものだとしたら
うまく優先権が生かされるようにして出しなおした知財担当者も持ち上げられてよいのでは
と思いました。
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【2011/09/08 20:00】 | 読書
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